マレ パッサカーユ

マラン・マレ Marin Marais (1656-1728)
 パッサカーユ ニ短調
 (ヴィオール組曲第2集、組曲第6番ホ短調より)
 Passacaille (Pièces de viole, Livre II, Suite VI)
オリジナル編成:bass viol, 通奏低音
NTコネクション編成:
 バロックオーボエ:藤原 満
 チェンバロ:笠原恒則
マレはリュリ、クープランと並びフランスバロック音楽を
代表する作曲家の1人。バス・ヴィオール(ヴィオラ・ダ・
ガンバ)の名手であり、ルイ14世の宮廷奏者として活躍した。
全5集で550曲あまりのヴィオール曲集はこの楽器の聖典とも
いえる大作。基本はヴィオール独奏であるが、チェンバロ、
ギター、ヴァイオリン、オーボエなどでの演奏も可能と
マレ自身が記載している。
NTコネクションではヴィオール用のホ短調の原曲から
音域を7度上げてオーボエとチェンバロで演奏する。
楽譜 IMSLP
出版:1701年、Paris: L’auteur / Marais fils / Foucault
初版の表紙