パーセル シャコニー

ヘンリー・パーセル Henry Purcell(1659-1695)
 4声のソナタ集より第6番シャコニー ト短調
 Sonata VI, Chacony G minor Z.807, from Sonatas in Four Parts
オリジナル編成:2 Violins, Bassus, OrganまたはHarpshichord
NTコネクション編成:
 フラウトトラヴェルソ:丸杉俊彦
 バロックオーボエ:藤原 満
 チェンバロ:安岡厚子
 チェンバロ:笠原恒則
パーセルはイギリスバロック音楽を代表する作曲家。イングランドの
ウェストミンスターに生まれ、王室専属作曲家、ウェストミンスター寺院の
オルガニストとして活躍し、400曲以上の作品が残されている。
イギリス音楽の伝統を受け継ぎながら、イタリアやフランスの影響も
取り入れ、独自の世界を確立した。
4声のソナタ集(全10曲)はパーセルの死後1697年に出版された。
「4声(four parts)」となっているが、実際にはヴァイオリン2台と
通奏低音のためのトリオソナタである。
楽譜 IMSLP
 初版とStanford編1896年版を基に藤原編曲
出版:
1697年、London: J. Heptinstall, for Frances Purcell
1896年、London: Novello, Ewer & Co., Charles Villiers Stanford編集
初版の表紙